メンター研修

先日とある企業の新任メンターに対して半日研修を行いました。その企業においては今年に入って二度目の機会。
以前依頼を受けた別の企業の場合は、「役員(メンター)」が「役員候補(メンティー)」に対して、という立て付けでしたが、今回は30歳前半のメンターが新入社員に対して実施するプログラム。メンタリングも目的によって様々なバリエーションがあり、企業側もその応用力や良さに気づいてきたという実感が深まる機会となりました。
今回は、メンターとチューターとの違いをとっかかりとして「メンターとは何ぞや」の理解を深めていきました。質疑応答セッションで、「メンティーのモチベーションをぐっと上げる方法」「メンターとして成長するためには」などから質疑を始め、現場感あるやりとりに。興味深かったのは、メンター研修のはずが「育児の悩み」や「夫婦間の問題」、そしてシンプルな「部下マネージメントの仕方」などにテーマが飛び火し、広がりを見せたこと。要は「コミュ二ケーションの取り方」という普遍のテーマについて語り合う場になったわけです。 つまるところ「どうやって早く信頼を築くか」「本音を引き出すにはどうしたらよいか」などで誰しも苦労しているのだと。
メンターの任を全うすることでメンティーが成長することがもちろん主目的ですが、コミュ二ケーターとしての質の高い筋肉をメンターが獲得することもメンター制の大きな効用となります。

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